おおきにです、Hikkyです!
はやいもので、もう四半期が終わろうとしていますよね。
季節外れの変な気候も続いており、昔に比べると変化がおきてきているのだろうな、と思う部分が多くなってきておりますが。・・
ひきつづきグダグダと備忘録を書いていこうと思いますので、少しでも興味をもっていただければ幸いです。
さて、今回のヒトリゴトは、「芯ホルダー」の世界について触れてみたいと思います。
ある種究極の筆記具!? 芯ホルダーの魅力と気になり始めたワケ
これは一般的なお話になりますが、芯ホルダーとは、2.0mm以上の芯を使うシャーペンのことを言うようです。
2.0mmというと、鉛筆の芯と同じ太さになりますので、これを「シャープペンシル」と読んでいいのかは甚だ疑問ですが。。
それはおいておきまして・・・
まず、前提として鉛筆という筆記具は、こと対紙に関してはかなり有力なツールだと言えます。
「確実に書くこと」ができ、いざとなれば書いたものを消すこともできる。
また、小さいお子様からご年配の方まで、誰でも使うことができます。
ただし、使っていくほどに減っていき、書き心地も変わってくるのが欠点です。
先日、ロットリングの記事にて書かせていただきましたように、そのような鉛筆特有の欠点をなくし、メリットのみにしたものが「芯ホルダー」なのです。
鉛筆とほぼ同様の芯を軸に入れ、書き、先端が丸くなってきたり、細い字を書きたいときには芯のみを削り、また書く。
芯がなくなれば、同様の芯を入れるだけで再び書けるようになる。
鉛筆のように書き心地が変わることもなく、構造がシンプルなので、シャーペンのように壊れることも少ない、まさに「対・紙」のスペシャリストなのです。
今まで、細字(0.02mm)から太字(1.3mm)まで、いろいろなシャーペンを使ってきましたが、2.0mmは北星鉛筆さんの「大人の鉛筆」しか使っていませんでした。
それが、最近になって改めて三菱鉛筆さんの「UNI 芯ホルダー」を使ってみて、その書きやすさを実感しました。
いつも常々思っていますが、ロングセラーのものはそれなりの理由があります。
おしゃれで高級感のある、一生モノのシャーペンがたくさん出てきている中、根強い人気があるのはこういった「筆記具としての信頼性」がとても優れているからなんだろうなと感じます。
このように、芯ホルダーは使えば使うほどその良さの実感できる玄人じみたツールなのです。
どんなものがあるの??
私のもっている芯ホルダーは以下のものになります。
・三菱鉛筆 UNIホルダー
・三菱鉛筆 FiELD
・北星鉛筆 大人の鉛筆
・OHTO MARUTA
・ファーバーカステル TK4600
・ロットリング Rapid Pro
この他にも、ステッドラー・マルスシリーズやカランダッシュ・フィックスペンシルなどの有名なものから、コヒノールのようにちょっとコアなものまで、意外なほどたくさんあります。
この記事の最後には、「迷ったときにはこれ!」というものを書いておきますので、そちらも参考にしてください♪
実際の書き味は??
実際に書いてみると、いずれも流石の書きやすさです。
というのも、芯ホルダーは製図や描画にも愛用されているため、持ちやすさや書き味に拘ったものも多いためです。
さらには、鉛筆と同じ太さの芯なので、書き味も鉛筆に近く、どのような書き方にも対応し、止め・ハネ・払いもしっかり表現できます。
太字のシャープペンシルの王道としては、コクヨさんのエンピツシャープシリーズ・1.3mmや、プラチナさんのプレスマン0.9mmがありますが、それらとも少し違う書き味で、表現に困りますが「より鉛筆に近い」感じです。
鉛筆の書き味が好きな人にはぜひとも使ってほしいですね!
メーカーによって違いとかはある??
もちろん、ボディの違いでもちやすいとかはあります。
例えば、私の持っているものを何点か一言で表現しますと、「UNIホルダー」はグリップ部にメタルを配して製図等でも滑りにくくしてありますし、「大人の鉛筆」は鉛筆のような木の質感が味わい深いです。
また、「TK4600」は重量バランスがよく、さらさらと書けますし、対して「ラピッドプロ」は重量感があって重く、力を入れなくても重みに任せて書くことができます。
それだけではなく、各社シリーズのイメージにあった、統一されたデザインと色を使っており、一目でそのメーカーだとわかるものになっているのもユニークです。
ここまで触れたボディはもちろんのことですが、やはり外せないのは「芯」による違いですね!
こちらはメーカーにより、書き心地・色等、明確に違いがあり、好みのわかれるところです。
芯の違いはもちろんシャーペンでも感じられますが、特に芯ホルダーに至っては芯が太いため、よりはっきりとわかります。
例えば、ファーバーカステルと三菱を比べてみると、同じ硬度(2B)を使っても三菱の方が全体的に濃く、減りが早い。
ファーバーカステルはその逆です。
ロットリングは滑らかだが硬めな書き味、北星鉛筆はさすが鉛筆屋さん、鉛筆に近い、なめらかで濃い字を書くことができます。
私個人的には北星鉛筆のものが一番しっくり来て、好みですね♪
まとめ
ここまで、いろいろと書いてきましたが、やはり芯ホルダーの魅力は「芯を味わい尽くせ、変わらない書き味を持った、信頼性のおける筆記具」ということになります。
各メーカーごとの独特のデザインと書き味を堪能できる、ちょっとコアやけど実用的な使える相棒・・それが芯ホルダーの魅力だと思います。
冒頭で書いておりました、迷った時のおすすめ芯ホルダーは、「UNI・芯ホルダー」ですね!!
見慣れたUNI鉛筆と同等イメージのデザインとUNI譲りの書きやすさ、場面を選ばない汎用性など、どれをとっても平均点以上で、外しません。
少し地味めな印象ですが、その分飽きが来ず長く使えます。
価格が手頃なのも売りです。
同デザインの削り機があるので、それと合わせて使えば、センスの良さも引き立つのでは・・?
・・とこのように書いておいて、私が個人的に愛用しているのは実は「ファーバーカステル:TK4600」だったりするのはご愛嬌です・・。
いろいろな筆記具に携わり、少しマンネリ化してきた方にこそ、原点ともいえるこの世界に、足を踏み入れてみませんか・・・??
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